2010/10/14
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生還した...
砂まみれの、メキシコ・バハ縦断の撮影が終わった。
メキシコシティで教会に行った後、夜はソカロの美しいイルミネーションに
囲まれる。メキシコ独立200周年を祝う壮大な光のアートだった。
翌朝、ティファナへ。旅の始まり。
バハカリフォルニア半島は、メキシコの西部に位置する縦長の半島。
大きさは約1300キロで、西側は太平洋に面しているので、サーフィンするには
最適な条件だ。
んがしかし、ここはメキシコ。しかもアメリカに近いくせに、とても貧しく危険なエリア。麻薬事件も多く、山賊やギャングによる殺人も後を絶たない。
特に国境近くのティファナは、アメリカの大不況の影響で
恐ろしいくらいな空気感に包まれている。
それは、空港内ですでに感じた。
僕らは、南へ向かって車を走らせ、先ずはサンミゲルでテントをはった。
波はまあまあだが、天気が悪く、夜中は寒くて眠れない。
木を集め火をたき、暖をとる。
するとどこから来たのか、大きな身体の男が歩いてくる。
ほんとに怖かった...
そんなこんなで、目的地まで1週間かけてgo to down。
surf & camp & shoot !
旅も後半へ...
スコーピオンベイに着いたときには、すでに心身ともに疲れ果てていて
宿を借りることにした。
5泊か6泊したが、電気は自発、水道はタンク式の不便な"hotel"だった。
美しい星空、整列したライトウェーブ、そこに暮らすM&B。
「8」をモチーフにしたスケートボウル。
砂まみれで走ってきた乾いた心に潤いを与えてくれた。
感動した。
そして、あの波がやってきたのだ。
小さなサウススウェル!
...
最終日、
最南LAPAZ。思えば遠くにきたもんだな。
この旅は、来春に公開予定でーす!
Adios