そこに、サーフサファリの達人が描き残した言葉がある。
僕は、人生の為の言葉として、ずっと忘れないように、いつも近くに置いています。
「十の掟」
1 究極の目的地を目指す
(中途半端な目的地の設定は、すでに挫折したも同然、波第一主義で…)
2 装備はぬかりなく
(草原でサイを狩るなら、それに見合った銃が必要となる、大波にはビッグガンを)
3 いつものメンバーで集う
(ヤバい連中でもお互いの足りない部分を補えるメンバーが結局いちばん!)
4 本なんか捨てていく
(物語の中に飛び込んで行くようなものなので、本なんか開いている場合じゃない)
5 ハプニングは受け入れる
(旅では絶えず偶然が必然に化ける、迷った先にはまだ見ぬ波が待っているかも)
6 大波には猛々しく
(しかし無理してレスキュー劇の主人公にならないように慎重に)
7 小波ではおとなしく
(サーフボードに乗ってるばかりがサーフィンじゃない、海の遊びは無限)
8 最良を望み最悪に備える
(古くジャックマッコイさんから学んだ文字通りのフィロソフィー)
9 無事に帰る
(終わりよければ少なくとも終わり良し。特に帰路の交通事故に注意)
10 残すのは足跡だけ
(旅先に残していいのは足跡くらい。悪いヴァイブさえ残してはいけない)
ただし以上の掟の内のいくつかは、その逆もまた真に成り得る事柄もある。
経験から学びましょう。
by 抱井保徳