2012/12/04

Don't Forget

いつの頃だったか、サーフィン系の雑誌でサーフサファリの特集をしていた。
そこに、サーフサファリの達人が描き残した言葉がある。

僕は、人生の為の言葉として、ずっと忘れないように、いつも近くに置いています。




「十の掟」

1 究極の目的地を目指す
  (中途半端な目的地の設定は、すでに挫折したも同然、波第一主義で…)

2 装備はぬかりなく
  (草原でサイを狩るなら、それに見合った銃が必要となる、大波にはビッグガンを)

3 いつものメンバーで集う
  (ヤバい連中でもお互いの足りない部分を補えるメンバーが結局いちばん!)
  
4 本なんか捨てていく
  (物語の中に飛び込んで行くようなものなので、本なんか開いている場合じゃない)

5 ハプニングは受け入れる
  (旅では絶えず偶然が必然に化ける、迷った先にはまだ見ぬ波が待っているかも)

6 大波には猛々しく
  (しかし無理してレスキュー劇の主人公にならないように慎重に)

7 小波ではおとなしく
  (サーフボードに乗ってるばかりがサーフィンじゃない、海の遊びは無限)

8 最良を望み最悪に備える
 (古くジャックマッコイさんから学んだ文字通りのフィロソフィー)

9 無事に帰る
 (終わりよければ少なくとも終わり良し。特に帰路の交通事故に注意)

10 残すのは足跡だけ
 (旅先に残していいのは足跡くらい。悪いヴァイブさえ残してはいけない)


ただし以上の掟の内のいくつかは、その逆もまた真に成り得る事柄もある。
経験から学びましょう。

by 抱井保徳